シリーズ・万葉集を歩く  第1回 2007年8月18日
プロローグ・額田王


梅田茶屋町→南阪奈道路→明日香村(飛鳥万葉文化館)講演と見学
→昼食(あすか野)→犬養万葉記念館→飛鳥板蓋観跡→飛鳥坐神社
→飛鳥寺→南阪奈道路→梅田茶屋町


飛鳥万葉文化館

万葉集を学ぶには、まず その時代背景を、知らなければならない。
そして詠人が其の時代の中に、どう生きたのかを学ばねばならない

そのプロローグは
飛鳥万葉文化館にて、澤熊講師の講演から始まります。




万葉文化館の前庭  万葉歌碑が四つありました

万葉文化館内見学  
ミュージアムは小学生でも当時の生活が理解できるように、工夫されています。




昼食処(あすか野)






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飛鳥板蓋宮跡

西暦645年(皇極天皇4年)中大兄皇子と中臣鎌足が
クーデターで蘇我入鹿を暗殺した現場に立ちました。
実地検証してみましたが暑いだけ、
証拠となるような遺留品は残ってませんが、
多分ココらしいという噂です。
“板蓋宮”という名は、
屋根が板でふかれていたので付けられたものらしいです。


伝・板蓋宮跡より甘樫丘を望む
大化の改新以前に、蘇我蝦夷・入鹿親子が権勢を示すために
丘の麓に邸宅を構えていたと伝えられています。
2007年2月1日、東麓遺跡において7世紀前半から中頃のものと
見られる建物跡や石垣を発見したと発表され、
蘇我氏の邸宅跡ではないかと注目されています。


それにしても今年の夏は暑い・・・
暑いと云うより熱い・・・暑かったナ〜



飛鳥坐神社の万葉歌碑
鳥居をくぐり正面の石段を登る途中に、
壬申の乱で功績のあった大伴御行が天武天皇を神としてたたえて詠んだ
「大君は…」の歌碑があります。
飛鳥時代、皇室の守神でもあった由緒深い神社で、
今は五穀豊穰、子孫繁栄、縁結びの神として信仰を集めている。

境内のいたる所に大小の陰陽石が祭られており、
子宝に恵まれた人が寄進したものといわれていjます。
古代には土俗的な石拾い信仰があり、
子宝に授かろうと石を拾って祭り、
子宝を授かると、お礼にまた石を拾って祭ったといわれ、
その名残がこの神社の陰陽石に現れているようです。



飛鳥寺
西暦588年に百済から仏舎利が献じられたことにより,
蘇我馬子が寺院建立を発願し,
596年に創建された日本最初の本格的な寺院でした。
都が奈良に(平城京)に移ったとき、
元興寺と名を変え移転しましたが、
当時のご本尊はココ安居院に残されています。

本尊・飛鳥大仏(釈迦如来坐像)
年代のわかる現存の仏像では日本最古のものと言われています。
 金銅仏の釈迦如来像(飛鳥大仏)は
推古天皇が止利仏師に造らせた丈六(約4.85m)仏。
605年に造り始め,606年に完成しました。
 しかし,887年と1196年の落雷のため火災に遭い本堂が焼失したが
江戸時代に再建され…
飛鳥大仏も補修されましたが,顔の一部,左耳,
右手の中央の指3本だけが当時のまま残っています。

蘇我入鹿の首塚より飛鳥寺を望む
皇極4年(645)に中大兄皇子(後の天智帝)は藤原鎌足と謀って、
飛鳥板蓋宮で蘇我入鹿の首をはねたのです。
ところが、はねられた首は地面には落ちず宙に浮き、
鎌足を追いかけたといいます。
そのすさまじい怨念を鎮めるために建てられたのが
コノ蘇我入鹿の首塚だといわれています





講演資料・『額田王』のコピーは、ココをクリック





万葉集より・額田王の歌
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01/ 0007: 秋の野のみ草刈り葺き宿れりし宇治の宮処の仮廬し思ほゆ *明日香川原宮御宇天皇代
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01/ 0008 熟田津に船乗りせむと月待てば潮もかなひぬ今は漕ぎ出でな *後岡本宮御宇天皇代
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01/ 0009 莫囂円隣之大相七兄爪謁気我が背子がい立たせりけむ厳橿が本 *幸于紀温泉之時額田王作歌
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01/ 0016 冬こもり 春さり来れば 鳴かずありし 鳥も来鳴きぬ 咲かずありし
花も咲けれど 山を茂み 入りても取らず 草深み 取りても見ず
秋山の 木の葉を見ては 黄葉をば 取りてぞ偲ふ 青きをば
置きてぞ嘆く そこし恨めし 秋山吾は
*近江大津宮御宇天皇代
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01/ 0017 味酒 三輪の山 あをによし 奈良の山の 山の際に い隠るまで
道の隈 い積もるまでに つばらにも 見つつ行かむを しばしばも  
見放けむ山を 心なく 雲の 隠さふべしや
*額田王下近江國時<作>歌井戸王即和歌
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01/ 0018 三輪山をしかも隠すか雲だにも心あらなも隠さふべしや *額田王下近江國時<作>歌井戸王即和歌
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01/ 0020 あかねさす紫野行き標野行き野守は見ずや君が袖振る *天皇遊猟蒲生野時額田王作歌
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02/ 0111 いにしへに恋ふる鳥かも弓絃葉の御井の上より鳴き渡り行く *幸于吉野宮時弓削皇子贈与額田王歌
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02/ 0112 いにしへに恋ふらむ鳥は霍公鳥けだしや鳴きし我が念へるごと *額田王奉和歌一首 [従倭京進入]
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02/ 0113 み吉野の玉松が枝ははしきかも君が御言を持ちて通はく *従吉野折取蘿生松柯遣時額田王奉入歌
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02/ 0151 かからむとかねて知りせば大御船泊てし泊りに標結はましを *天皇大殯之時歌
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02/ 0155 やすみしし 我ご大君の 畏きや 御陵仕ふる 山科の 鏡の山に
夜はも 夜のことごと 昼はも 日のことごと 哭のみを
泣きつつありてや ももしきの 大宮人は 行き別れなむ
*従山科御陵退散之時額田王作歌一首
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04/ 0488 君待つと我が恋ひ居れば我が宿の簾動かし秋の風吹く *額田王思近江天皇作歌
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08/ 1606 君待つと我が恋ひ居れば我が宿の簾動かし秋の風吹く *額田王思近江天皇作歌一首
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疑問
@・・・01/0009
莫囂円隣之大相七兄爪謁気」???何のこと???
A・・
04/048808/1606が同じ歌?








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